「地方で夢は叶えられない、やりたいことができない」。一昔前であれば、こんな考えで地元を出る若者は多かったのかもしれない。しかし、スマホやインターネットの普及、SNSや携帯アプリなど、情報を発信する選択肢が増えた現代では、地方にいながらにして、自らがやりたいことで生きていく人が増えている。
新潟県長岡市にも、地方から作品を発信し続けるクリエイターが存在する。その名は「KRAK(クラック)」。彼はステンシル作家であり、企業ロゴや様々なグラフィックデザインを手がけるデザイナーでもあり、アパレルブランドのオーナーでもあるという。その多彩な活動が、長岡ではどのように行われているのだろうか?長岡市中心部にある彼のアトリエを訪れた。