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長岡・産総研 生物資源循環 BIL(NAGAOKA・AIST-BIL)

NAGAOKA・AIST-BILの概要

長岡市と国内最大級の公的研究機関「産業技術総合研究所(産総研)」、長岡技術科学大学の3機関による「長岡・産総研 生物資源循環 ブリッジ・イノベーション・ラボラトリ(NAGAOKA・AIST-BIL)」が2023年11月7日、ミライエ長岡5階ギャラリーラボ内に開設しました。
※NAGAOKA・AIST-BIL=ナガオカ・アイスト ビーアイエル

 

▼2023年11月7日に開催した「NAGAOKA・AIST-BILキックオフイベント」の記事
▼「NAGAOKA・AIST-BILキックオフイベント」のニュース(BSN新潟放送)

 

ブリッジ・イノベーション・ラボラトリ(BIL)は、産総研が企業ニーズを核とした研究開発を地域大学や自治体等と連携して実施するもので、その成果の橋渡しを通じた地域企業の事業化支援による新産業創出、地域経済活性化および地域社会課題解決を目指す連携体制です。地域の中小企業やベンチャー企業などへの支援強化の核と位置付けています。

 

BIL開設は全国2か所目で、自治体が参画するのはNAGAOKA・AIST-BILが初めて。「有機廃棄物を含む生物資源の資源循環」をテーマとした研究開発や、長岡市とその周辺地域の食品・バイオ関連等の企業支援を連携して行っていきます。

 

 

 

◆NAGAOKA・AIST-BIL利用案内◆

ご相談を希望する場合は、まずはメールでお問い合わせください。
メールには、必ず社名(ホームページがある場合はURLも)、担当者名、相談内容を記載ください。
なお、内容がBILとは関係ない場合、回答しませんのでご了承ください。
場所:ミライエ長岡5階ギャラリーラボ内
(新潟県長岡市大手通2丁目3番地10)

 

E-mail:M-Nagaoka.AIST-BIL-ml(at)aist.go.jp

 

※スパムメール対策のためにメールアドレスの「@」を「(at)」 で表記しています。お手数ですが、(at)を@に置き換えてください。

 

★NAGAOKA・AIST-BILの始動として、まずは以下の3テーマに取り組みます。

(1)日本酒製造における残渣(酒粕)から、機能性成分の解析と発酵食品のブランド化

<産総研の担当研究者>
機能分子の評価・解析の専門家/森田直樹、梅村舞子、冨田峻介

 

 

(2)米菓製造における残渣(米のとぎ汁)から、高付加価値物質の生産

<産総研の担当研究者>
微生物を使った有用物質生産の専門家/梅村舞子、宮房孝光

 

 

(3)生ごみバイオガス発電センターにおける残渣から、病害防除に役立つ生物製剤の開発

<産総研の担当研究者>
微生物菌叢の解析・制御の専門家/成廣隆、黒田恭平

 

 

また、バイオ分野のみならず、ものづくりや情報、AI、環境、エネルギーなどあらゆる分野においても、企業のみなさんの研究や開発、事業化を支援します。

 

★NAGAOKA・AIST-BILプロジェクトマネージャー(運営総括)

宮房孝光(産総研 生物プロセス研究部門 生物システム研究グループ 主任研究員)

「長岡市、長岡技科大、産総研の三者が結集して、長岡の産業界の成長を力強く推進する拠点ができました。バイオ分野から始動しますが、産総研の総合力を生かしてものづくりやIT・AIなどあらゆる分野で連携していきます。興味や関心のある企業は気軽に声をおかけください。」

 

★NAGAOKA・AIST-BILのロゴマーク

「再生可能原料」として今後の利活用が期待されている4種類の炭素源、
・ブルー炭素(海藻、海草などの海洋炭素)
・イエロー炭素(家畜ふん尿、汚泥、食品廃棄物、紙などの有機系廃棄物)
・グリーン炭素(木質バイオマス、農業残渣などの木質・草本炭素)
・グレー炭素(廃プラスチック類などの廃棄物)
を模した4色(青、黄、緑、灰)の線が円を描き、「資源循環」していく様子を表しています。

 

 

 

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