移住やUターン、Iターンが話題になることも多い昨今ですが、その道を選んだ人たちが直面しがちなのが、地域に知り合いがいないとか、地域の歴史や文化のことを知らず、どう学んでいいかもわからない……といった問題。
新潟県長岡市・栃尾地域の栃掘地区には、そんな人たちのために、地域の営みが学べ、地域外の広い世界ともつながれる、おとなこども寺子屋「Tochioto(トチオト)」という場所があります。
拠点となるのは、築80年の古民家。地元の産物を使った商品作りや、地域を知るためのイベントやトーク、そして、中山間部の古民家暮らしを体験したい人のための民泊も可能なイベントスペースです。
この「Tochioto」を主催するのは、探求心旺盛、ユーモアとたっぷりの好奇心をもったご夫婦。一体、どういうきっかけでこの取り組みを始めたのか? 縁あって栃尾で暮らすことになったお二人に話をお聞きしました。