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戦争と震災を知らない子供たちへ――平和学習が伝える感謝とあきらめない気持ち

新潟県長岡市には、忘れてはいけない2つの悲しい歴史があります。1945年8月1日の「長岡空襲」では焼夷弾が投下されて焼け野原となり、無差別に多くの命が奪われました。そして2004年10月には最大震度7を記録した「中越大震災」で建物や道路が崩壊し、犠牲者も出ました。

しかし、自分のまちで起こった悲惨なできごとであっても、実際に経験していない人にとっては、どこか遠くの世界で起こったかのように感じてしまいがちです。そんな状態を危惧し、市内の小中学校の子供たちへ平和を伝える活動をしているのが、一般社団法人 長岡青年会議所(以下、長岡青年会議所)「未来へ語り継ぐ委員会」。「平和学習~みんなが生まれる前に長岡で空襲と地震があったがぁて」(以下、平和学習)と題した出張授業を行い、史実はもちろん人生で大切なことについて伝えています。いったいどんな内容なのか、取材してきました。

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