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自宅がそのままショールーム!? Uターン夫婦が作る「暮らしになじむ木工家具」

長岡駅から下越方面へ車で15分ほど走ると、目の前には雄大な自然の東山と田んぼが広がる、のどかな景色。これからの季節、雪が降りだすと、周囲はいよいよ一面の銀世界となります。

この地域に特徴的な佇まいで目を引く建物が一軒。大きな屋根に煙突が付き出た平屋で、外壁には明るくきれいな色の木材があしらわれています。

入口で風になびくのれんをくぐり中へ入ると、薪ストーブがお出迎え。周囲にも柔らかさと温もりを感じる家具がいくつも置かれ、寒さと少しの緊張で固まっていた身体がホッとゆるんでいくようです。そして、奥に見える小上がりにはテレビが置かれ、なんだか自宅の居間のような雰囲気。興味深い空間に心がときめきます。

実はここ、九里(くのり)家具製作所という無垢材にこだわった手作り家具屋さんの店舗兼住宅。

「丁寧に家具をつくっているところ」という周囲の評判を聞き、木製品好きとして以前からとても気になっていたお店です。

温かな店内で迎えてくれたのは、代表で家具職人の九里裕之さんと、店長で奥さんの美紀さん。8年前に大阪からUターンしてきたというお二人に、長岡で営む家具づくりについてお話を伺いました。

 

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