The BioCommunity Future Creation City Nagaoka

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バイオコミュニティってなぁに?

バイオコミュニティは地球の未来を守る “新しいスタンダード”を牽引するコミュニティ

わたしたち人間は、現在に至るまでに石油や石炭等の化石燃料を活用して発展を続け、便利な世の中を作り上げてきました。しかしながら、限りある天然資源は枯渇し始め、地球温暖化や大気汚染、ごみ問題などの様々な地球規模の問題が発生しています。

「幸せな暮らしを守るために、未来へつなぐために、この負のスパイラルに終止符を打とう。」――そこでいま注目されているのが、地球への負荷が少ない方法で経済成長を実現するバイオエコノミーです。 バイオエコノミーとは、化石燃料を使用するのではなく、バイオテクノロジーや再生可能な生物資源等を利活用することで、持続的で再生可能性のある循環型の経済社会を目指す概念のことです。
バイオエコノミーは世界各国でも注目されており、特にヨーロッパやアメリカではバイオエコノミーを拡大させるための政策の策定や研究開発が進んでいます。

日本においても、「バイオ戦略」を策定し、種々の政策や研究開発によるバイオエコノミーの拡大を図っています。
そして、そのような循環型経済社会に基づいて形成されるコミュニティがバイオコミュニティです。
つまり、「私たちが生きるために必要な経済活動を、環境に優しく、かつ持続的に継続・循環可能な方法に基づき行う社会」のことです。
消費型社会から循環型社会へとシフトするために、バイオエコノミーという指針とそれを実現する共同体の「バイオコミュニティ」が求められています。

地域バイオコミュニティとは

地域バイオコミュニティ

国は、2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現するため、我が国の強みや世界の潮流、市場の成長性を考慮した市場領域の拡大が重要であると位置づけ、国内外から人材・投資を呼び込み、各市場領域における製品やサービスの提供体制の強化、世界市場に進出するための方策を検討しています。
国が策定したバイオ戦略においては、国際拠点を中核として各地域をネットワーク化し、世界最高レベルの研究環境と海外投資も活用できる事業化支援体制を組み合わせ、国内外から人材・投資を呼び込めるシステムを整備する「バイオコミュニティの形成」を掲げています。
地域バイオコミュニティは、この国の施策に基づくものであり、バイオコミュニティの活動を集中的に取り組む体制ができている地域に対して、国が「地域バイオコミュニティ」として認定する制度です。
長岡市は、バイオテクノロジーや再生可能な生物資源等を利活用し、持続的で再生可能性のある循環型の経済社会を拡大させる“バイオエコノミー”の実現に向けて「バイオコミュニティ」の形成に取り組んでおり、令和3年には、国(内閣府)から「長岡バイオコミュニティ」が認定を受けました。(全国4地区のうちの1つ)
今後は、地域に応じた特色あるバイオ分野の取り組みとして、地域資源である「コメ」や未利用資源を活用したバイオ産業の創出を目指すほか、既存産業と有機的につながる持続可能な循環型コミュニティの形成を進めていきます。

地域バイオコミュニティの形成に係る選定結果の公表について- 科学技術・イノベーション – 内閣府

長岡バイオエコノミーコンソーシアムとは

長岡バイオエコノミーコンソーシアムは、バイオエコノミー社会の実現と長岡バイオコミュニティの定着、バイオ産業と既存ものづくり産業の融合による新産業の創出や地域資源循環の促進等を目的として、令和3年に発足しました。
長岡市をはじめ長岡技術科学大学や長岡工業高等専門学校などの各種高等教育機関、その他民間事業者等が構成員としてコンソーシアムに参画しています。

活動方針

  • ・長岡バイオコミュニティの実現に向けた新しいプロジェクトを生み出すプラットフォームとする
  • ・資源循環のための域内未利用資源の活用をめざす


バイオエコノミーコンソーシアム会員一覧ページ
※コンソーシアムの会員は随時募集しています
詳細は事務局(長岡市役所商工部産業イノベーション課)までお問い合わせください。

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