The BioCommunity Future Creation City Nagaoka
- バイオコミュニティ
- 「バイオ戦略2019」において日本が2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現するために実現必要とされている要素の1つです。バイオテクノロジーや再生可能な生物資源等を利活用し、持続的で再生可能性のある循環型の経済社会に基づくコミュニティのことを指します。
以下、「バイオ戦略2019」からの抜粋になります。
- 経営者をはじめ社会を主導する立場の者から市民に至るまでバイオファースト発想(持続可能な生産と循環によるSociety 5.0の実現のために、バイオについての倫理的・法的・社会的問題について議論できる環境の下、まずバイオでできることから考え、行動を起こせる社会を実現)が根付き、国際連携・分野融合・オープンイノベーションを基本とし、世界のデータ・人材・投資・研究の触媒となるような魅力ある国際的なコミュニティを形成
- 国際的なコミュニティが中核となり、各地域とのネットワークが構築され、ヒト・モノ・カネの好循環が生まれ、各々特色あるバイオによる持続可能な循環型社会型コミュニティ・健康的な生活を送れるコミュニティを形成
- これらのコミュニティ群を、我が国のバイオエコノミー社会の姿として世界に示し、国内外から共感される「バイオコミュニティ」モデルを世界展開
- バイオエコノミー
- バイオエコノミーとは、バイオテクノロジーや再生可能な生物資源等を利活用し、持続的で再生可能性のある循環型の経済社会を拡大させる概念です。OECD(経済協力開発機構)が2009年の報告書「The Bioeconomy to 2030」で提唱されました。バイオエコノミーは工業製品の35%、医薬品の80%、農業の50%の生産に貢献し、そのGDP総額はOECD参加コクのGDP2.7%に相当(196兆円)と試算されています。日本においても、2030年までにバイオエコノミー市場は40兆円まで拡大すると試算されています。
アメリカやイギリスはバイオエコノミーを実用化するために具体的な目標や戦略を策定するなど、バイオエコノミーの拡大による新市場の形成を国家戦略に位置づけています。
日本においても、これまでのバイオテクノロジーを活用するという戦略から、持続可能な新たな社会経済システムの要素として欠かすことができないバイオエコノミーをいかに実現するかという戦略へ転換しようと、バイオ戦略の策定等に取り組んでいます
- 循環型社会
- 廃棄物等の発生を抑制し、またそれらを有用な資源として加工し利用することで、天然資源のムダな消費の抑制や廃棄物処理量の減少を目指します。このような取り組みのもと、環境への負荷をできるかぎり減らし、持続的な発展を目指す社会のことです。
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