長岡バイオエコノミーコンソーシアムの活動は今年度で5年目に入りました。
会員は昨年度の総会以降13社増えて65社・機関となり、4月23日には総会を開催しました。会員企業・機関の約60人(Web含む)が出席し、令和6年度の事業報告と収支決算、7年度の事業計画や収支予算、役員変更が承認されました。
また、長岡市バイオ革新的ものづくり創出補助金の活用事例、国・県・NICOの支援制度の紹介などの事例発表も行いました。
今年度は、産総研やあぐらって長岡のスマート園芸施設試験棟の視察、企業企画型のバイオサロン等を実施する計画です。10月に横浜で開催される、バイオをテーマとしたアジア最大級のパートナリングイベント「BioJapan」では、市内企業が出展できる仕組みにして産業成長を後押ししていきます。
コンソーシアムでは、研究アドバイザーに産総研の生命工学領域長・千葉靖典さん、産業創生アドバイザーにちとせグループのFounder&CEO・藤田朋宏さんと(株)AIST Solutionsの常務執行役員・最高技術責任者・田村具博さんを任命。会長の磯田市長は「日本のバイオの研究と産業を牽引する3名が名を連ねるのは全国でもおそらく長岡だけで、期待も大きい。会員のみなさんには、バイオエコノミーを広げていく推進力になっていただきたい」と呼びかけました。
総会の最後には、プラントフォーム(株)提供のチョウザメの生ハムの試食会も。初めて食べるチョウザメの食感を新鮮に感じながら、「お酒と合いそう」とおいしさに笑顔がこぼれていました。