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「触れば分かる」ラーメンズ片桐。火焔土器の魅力を大いに語る

今でこそ、縄文美術の傑作として扱われることの多い火焔型土器。しかし1936年に最初の火焔型土器(いわゆる火焔土器)が新潟県長岡市で発見されてからしばらくは「美術」の文脈で語られることはなかった。この流れを変えたのが、総高70mの巨大モニュメント「太陽の塔」や「芸術は爆発だ」の発言で有名な芸術家・岡本太郎だ。

きっかけは1951年。岡本が東京国立博物館で火焔型土器を見たことだった。もともとパリのソルボンヌ大学で文化人類学を学んでいた岡本は、初めて出会った火焔型土器の造形に度肝を抜かれる。翌年には興奮冷めやらぬまま、美術雑誌『みずゑ』にて論文「四次元との対話―縄文土器論」を発表。これをきっかけに日本美術史は縄文時代から語られるようになったという。

美術的な側面から火焔型土器の新たな価値を見出し、世に広めた岡本太郎。そんな岡本同様、心から火焔型土器を愛し、できるだけたくさんの人にその魅力を伝えようとしている人物がいる。コメディアンで俳優の片桐仁さんだ。

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