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甲子園常連・中越高校のOBが語る「野球が私にくれたもの」

今年も熱戦が繰り広げられた「夏の甲子園」こと全国高校野球選手権大会。そこに新潟県代表として出場すること10回を数え、新潟県内最多の出場回数を誇るのが、長岡市の中越高等学校だ。

80年代には4回甲子園に出場。その後2003年を最後に甲子園の舞台から遠ざかっていたが、圧倒的な強さで勝ち上がった2015年以降、ふたたび新潟の野球シーンを沸かせている。

2015、2016年と2年連続で甲子園への切符をつかみ、2017年は粘りの野球で優勝校の日本文理高校と一進一退の攻防を繰り広げた末、6ー4で惜しくも敗れた。その熱い戦いぶりに胸を打たれた人も多いのではないだろうか。

2010年代はバントやスクイズを交えた機動力のある野球を展開。安定感のある試合運びで勝ち進み、「試合巧者な強豪」というイメージを持つ野球ファンも多い。

そうした中越高校のスタイルは、どのような伝統からくるものなのだろうか。

今回は、80年代の中越高校を知るOBの方から、中越高校の野球についてお話を伺った。

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