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酒蔵の母と娘。175年の伝統を未来につないでゆく、ある親子の物語

澄んだ水と空気、豊かな土壌で育まれた16の酒蔵を誇る酒どころ、新潟県長岡市。とりわけユニークな醸造の町「摂田屋」にある長谷川酒造は、江戸時代後期の天保13年(1842年)創業、175年の歴史を持つ蔵元です。

蔵元というと「男の世界」なイメージもあるかもしれませんが、同社の中心にいるのは、3人の女性たち──社長に代わって蔵を取り仕切る専務の長谷川葉子さん、営業部長として東京をベースに活動する長女の長谷川祐子さん、事務を担い、ふたりをバックアップする次女の比田井聡子さん。妻でもあり母でもある3人が、思いがけず足を踏み入れることになった酒造りの道は、決して平坦ではありませんでした。しかし、3人はそれぞれのやり方で先人から受け継いだ伝統を守りつつ、新たなプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。独自のまなざしで日本酒の未来を切り拓く蔵元を訪ねました。

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