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長岡名物「洋風カツ丼」元祖の味を受け継ぐ店で探る、”町の洋食屋”の理想像

「洋風カツ丼」を食べたことがありますか? ごはんの上に豚カツ、その上にトロッとした洋風のソースがかかっている、新潟県長岡市のソウルフードです。ソースはケチャップベースだったり、デミグラスだったり、付け合わせの野菜も店ごとに多種多様。「丼」と言いつつお皿に盛られているのも特徴で、個性あふれる洋風カツ丼が、長岡市内の食堂、ラーメン屋、居酒屋などで提供されています。

→長岡”洋風カツ丼”MAPリンク

その発祥の店「小松パーラー」は1931年(昭和6年)創業、長らく市民に愛されてきた洋食レストランですが、2代目オーナーシェフの本田昌澄さんが2006年に他界し、惜しまれつつ75年の歴史に幕を下ろしました。

しかし、小松パーラー閉店から5年後の2011年、味の決め手となる“ファミリーソース”のレシピを受け継ぎ、「洋食 松キッチン」がオープン。愛すべき昭和レトロなメニューに新たな命を吹き込み、元祖の味を復活させた山本竜司さんに洋風カツ丼について語っていただきました。

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